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【日本航空】M&Aで一敗地に塗れ、再浮上を賭けるナショナルフラッグ

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日航再生とM&A

2011年3月、日航はわずか1年2カ月で会社更生手続きを完了。2012年9月には再上場を果たした。負債総額2兆3000億円を超える、金融機関を除く事業会社としては戦後最大の超大型倒産。一時は前原誠司国土交通相(当時)が「日本に航空会社が2社必要なのか注視する必要がある」と、全日空による救済合併も囁(ささや)かれた。が、3年もかからずに再上場したスピード再建で日航の独立は守られる。

経営が再び軌道に乗ると、日航は積極的なM&Aに打って出る...

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