【三越伊勢丹ホールディングス】4つの百貨店がひとつに。組織再編でシェアード化を進める
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
M&A Online
| 2017/5/15
2017.05.15
ANAの過去10年の業績推移を見ると、2009年3月期と10年3月期が突出して大きく落ち込んでいる。これは主にリーマン・ショックやサブプライムローン問題をはじめとする欧米や日本の先進国の利用客数の大幅減少によるものである。10年にはライバルであるJALが経営破綻後に陥り、座席供給量は約25%減少。これまで羽田空港国際線の路線網の拡大に向け、選択と集中の経営戦略を執ってきたANAにとって、JALの経営破綻による不採算路線の撤退は、自社のシェアを大幅に伸ばすきっかけとなった...
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
ブリヂストンが米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーとしての地位を確かなものにしている。リコールなど数々の苦難を乗り越え、新規事業にも取り組み、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。