【三越伊勢丹ホールディングス】4つの百貨店がひとつに。組織再編でシェアード化を進める
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
M&A Online
| 2017/5/15
2017.05.15
2016年3月末時点の株主構成を見ると、上位10位の中で事業会社2社を除き、大半が日本トラスティ・サービス信託銀行で占められ、日本マスター・トラスト信託銀行も含めると10社中8社が信託銀行で占められていることが分かる。
名前を連ねる信託銀行2社は、主に法人格の投資機関から代理運用を請け負っており、GPIF等の政府系年金運用ファンドも含まれていると思われる。また、名古屋鉄道はANAの創業時から株主として関与しており、長らく同社は筆頭株主でもあったことからその名残りである...
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
ブリヂストンが米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーとしての地位を確かなものにしている。リコールなど数々の苦難を乗り越え、新規事業にも取り組み、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。