アップルとクアルコムの関係悪化は、まさにそうした両社の力関係による調達価格のイザコザがきっかけになった。2011~2016年に発売したiPhoneのモデムはクアルコムへの集中発注だったが、2016年に発売した「iPhone7」と「同Plus」ではクアルコムとインテルから分散調達した。
ところがスマホのテストサイトでクアルコム製モデムの方がインテル製より30%も速度が速いと指摘され、クアルコムモデム搭載モデルが「あたり」、インテルモデム搭載モデルが「はずれ」と呼ばれることに...
3月25日を期限にTOB(株式公開買い付け)が進行中の中堅印刷買会社「廣済堂」(東証1部)に対して、対抗TOBが提起された。南青山不動産(東京都渋谷区)が22日から廣済堂にTOBを開始する。