ついに日産自動車が念願だった仏ルノーからの出資比率引き下げを勝ち取った。ルノーは日産株の28.4%をフランスの信託会社に預けて、持ち株比率を15%に引き下げる。まさに「ハッピーエンド」だろう。ただし、日産がルノーと縁を切るつもりならば、だ。
日本製鉄が知的財産訴訟の「戦線」を拡大して1カ月が過ぎた。EVなどのモーターに使われる電磁鋼板の特許を侵害されたとして、中国の宝山鋼鉄とトヨタ自動車に続き三井物産を訴えた。なぜ訴えたのか?背景には三井物産とトヨタとの「深いつなかり」がある。
「絶対にそうはさせない」。衆院選投票日前日の10月30日、トヨタの豊田章男社長は語気を強め、政府・自民党を激しく牽制した。豊田社長は「カーボンニュートラル」政策に強い懸念を表明し、「日本のものづくりと自動車産業を守り抜く」との決意を語った。
「まるで『下町ロケット』」と話題になったアスタリスクが2021年9月30日に東証マザーズへ上場する。同社は衣料専門店チェーンのユニクロやGUを展開するファーストリテイリングと特許係争中だ。「ITを通じて、三方笑顔」を目指す同社の「素顔」は。
ワイルド・スピードは数ある映画シリーズの中でも破格の成功を記録し続けており、「メディアフランチャイズ」の成功例としてもしばしば取り上げられています。今回は新作映画の紹介とともに、メディア戦略、広告戦略についても触れてみたいと思います。
法務・知財と言えば、専門性が高いため、とっつきにくい部署と思われがちであるが、本シリーズでは、M&Aの主幹部門が、これら部門とディールの効率・確度を上げるために、どのように協力すればよいのかをわかりやすく解説していく。
バーコードリーダーのレーザーエンジンで世界2位のオプトエレクトロニクスが2020年3月、米産業機械大手ハネウェルに対する特許侵害訴訟の和解金として900万ドル(約9億7600万円)を支払うのを受けて、特別損失9億 8100 万円を計上した。
米アップルが泥沼状態だった米クアルコムとのスマートフォンの特許をめぐる知的財産紛争で全面和解に踏み切った。先に拳を振り上げたのはアップル。5Gへの乗り遅れ懸念から、ついにサプライヤーに頭を下げる構図となった。アップルは、なぜつまずいたのか?
今回は、VCととともに乗り越えるべき「死の谷」について書きます。題材は再び、NHK朝ドラ『まんぷく』の主人公「立花萬平」のモデルになった日清食品創業者・安藤百福氏です。不世出の起業家はどのように乗り越えたのでしょうか。
当社の提案に組み込みたい営業支援関連のツールを提供しているIT企業を買収しようと考えています。法務的なリスクとして、どのような点に気を付けるべきですか?