ホンダ<7267>と日産自動車<7201>が経営統合に向けて動き出した。18日の報道によると持ち株会社を設立し、両社と三菱自動車<7211>が傘下に入る見通しという。両社は「将来的な協業についてさまざまな検討を行っている」と報道を否定せず、「更新情報があれば適切な時期にステークホールダー(利害関係者)に知らせる」とのコメントを発表している。事実上、ホンダによる日産の救済M&Aだが、厳しい経営環境にさらされているのは両社とも同じ。なぜ両社は経営統合を模索するのか。シリーズで背景を追う...
ゴルフ場運営最大手のアコーディアと、同2位のPGMが兄弟になることになった。実現すればゴルフ場保有数で国内はもちろん、世界でも米国社を抜き最大のゴルフ場グループが誕生する(平和調べ)ことになる。
外食・フードサービス業界での企業買収が急増している。2024年は10月30日時点で、2020年からの過去5年間でM&A件数が最高となった。件数は前年の24件から26件に増えた。その背景にあるのはコロナ禍から立ち直れない業界の疲弊と物価高だ。
政府がドラッグロス解消に向けて動き出すと一斉に報道された。ドラッグロスとは欧米で実用化しているものの、国内向けの臨床試験や承認申請がされていない状況を指す。先ずは米創薬企業に日本参入を働きかけるが…。
元旦に石川県能登地方を襲った震災は地域医療にも深刻な打撃を与えた。そんな震災地にあって直ちに医療活動を再開したのが恵寿総合病院だ。神野正博理事長は「被災地の医業承継は元通りに戻す復旧ではなく、地域の将来を見すえた復興の視点が必要だ」と話す。