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外食最大手のゼンショーHD、コロナ後の行く手は?|ビジネスパーソンのための占星術

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ゼンショーHDが展開する牛丼チェーン「すき家」(都内の店舗)

大底を経験した2014年

ではこれからゼンショーの今後の流れを見てみようと思います。

ゼンショーは太陽が蟹座にありますが、その他の天体は天秤座にたくさん入れている企業です。ですからこの天秤座に対し強い天体が影響をすると、何らかのイベントが発生しやすくなります。

例えば、2014年は同社にとって厳しい時期で、新商品のオペレーションが上手く回らず、多くの退職者が発生し休業する店舗が相次ぎました。先述した労働環境の悪さも露見したのもこの頃で、初の赤字決算となった苦難の1年でした。

この同時期にホロスコープでは冥王星という破壊を意味する天体が、同社の怒りを意味する火星にネガティブな影響を発生させてた時期と重なります。

また反逆を意味する天王星も同社の太陽にネガティブに繋がっており、アルバイトの反乱とも言える一斉に退職する事態が起きたと考えられます。この破壊の冥王星と反逆の天王星がダブルで影響したタイミングがちょうど2014年で、この影響はなかなか深刻です。

恐らく当時の状況は想像を絶するほど辛い状況にあったのではないかと思います。

ゼンショーの看板ブランド「すき家」(都内)

2025年~27年の立ち居振る舞いを注視

ゼンショーのホロスコープを見ると火星が太陽とネガティブな繋がりを持っていますので、同社にとってのウィークポイントは火星である事がわかります。

この火星にネガティブな影響の星が来た時には、2014年の時のような問題が発生しやすくなると考えられます。そのような時期が今後あるのかというと、最も直近では2025年から2027年にかけてまたネガティブな繋がりが見受けられ、特に2026年が最も影響が強い。

とはいえ、2014年の頃のような深刻さはなさそうなので、社員やスタッフから反感を持たれないよう、効果的な対策を実現する事が出来ていれば、この時期が来てもそれほど大きな問題にはならないでしょう。

もちろん発生する問題は社員関連だけではなく、ビジネスで発生しうる全てのことに注意が必要ですが、傾向としては過去に起こした問題を2025年頃までに改善出来ていない場合、同じような問題が発生するという特徴があります。

現在は飛ぶ鳥を落とす勢いで業績を伸ばしていますが、ひとまず2025年から27年までの間のゼンショーの立ち居振る舞いを注視し、この時期にさらに発展することが出来ていれば過去の問題を完全に乗り越えていると判断して良いでしょう。

今後のゼンショーのさらなる活躍に期待したいですね。

※次回公開予定は10月14日です。

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