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SMBC日興証券、「相場操縦事件」から信頼回復の道のりは?|ビジネスパーソンのための占星術

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本社前(東京・丸の内)

【企業ピックアップ】SMBC日興証券

毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。今回はSMBC日興証券(2009年6月15日設立。前身企業の創業は1918年)をピックアップしました。

かつては野村証券、大和証券、山一証券(1997年に自主廃業)と並ぶ四大証券の一つとして君臨していましたが、バブル崩壊後、米金融大手シティグループへの傘下に入った。曲折を経て2009年に三井住友フィナンシャルグループの一員となった。

現在では銀行系証券会社として、メガバンクの一角である三井住友銀行とのネットワークを活用し、銀行からの顧客紹介などで安定的な顧客基盤を形成してきました。

そんな中、2021年11月に持ち上がったのが相場操縦容疑。2022年3月に役員の複数名が逮捕される事件が発生し、2022年9月中間決算では94億円の最終赤字へと転落しました。

信頼回復に向けて、カジ取りが注目されている同社の今後を西洋占星術を使ってチェックしていきたいと思います。

まずはSMBC日興証券の傾向を占星術で見てみようと思います。

多種多様な人材をコントロールできなかった?

同社のホロスコープを見てみますと、他の大手証券会社と同様に、牡牛座に天体を多く集めています。

牡牛座は資産を意味する星座で金融関係にはなくてはならない要素ですが、同社も当然のように牡牛座の強い企業です。

企業の発展力を意味する太陽に対しては幸運の天体と言われる木星と、直感を意味する海王星が援助する配置になっており、第一線で活躍する企業として相応しい、とても発展的なホロスコープです。

一見すると今回のような不祥事とは無縁の企業のように見えますが、どのようなホロスコープにもウイークポイントとなる要素があって、それが極めて悪い形で現実化してしまったと思われます。

同社のホロスコープでは社員を意味する月が魚座にあり、これは多種多様な人材が集まるという意味になります。また「ルール破り」を意味する天王星も魚座にあります。

同社は過去にシティグループの子会社などを経たことで、まさに多種多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっているという特徴があります。

この人材を上手くコントロール出来れば多くのイノベーションを生み出す原動力になりますが、出来なければ企業が予想もしなかったような行動に出ることも多いのです。

同社のホロスコープでは、企業の発展である太陽と、社員を意味する月が反目するような配置にあり、それが極めて悪い形で事件となってしまったのが今回の例でしょう。

今後同社が信用回復を実現するには、多様性のある社員をいかに統制し、ルールを破るのではなくイノベーションを起こす企業体質に変えられるかが重要なポイントになるでしょう。

SMBC日興証券の本社が入る新丸ビル(写真中央、東京・丸の内)

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