巨額赤字に陥ったルノー、「日産売却」のカウントダウンが始まる

※この記事は公開から1年以上経っています。
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望まない企業へ譲渡されるおそれも…

事実、5月に発表した仏ルノー、日産、三菱自動車工業<7211>の新たなアライアンス(企業連携)戦略では、従来の商品計画や開発の一体化から各社が個別開発した技術を相互供与する「業務提携」レベルの内容に後退した。

次世代エコカーの目玉となるEV開発ではグループで開発費や開発陣を一点集中して取り組むべきなのに、ルノーと日産がそれぞれ担当することになった。要はいつでも「お別れ」できる体制に組み替えられているのだ。

ルノーが共倒れを避けるためには、年内に日産を切り離さなくてはならない...

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