スタートアップへの投資が加速しています。2017年の資金調達額は前年比21.7%増の2791億円。2018年は4000億円に近い水準まで伸びる見込みです。上半期で調達総額は1732億円となりました。LINEやKDDI、伊藤忠商事、CCC、トヨタ自動車など、事業会社が資金を投じる構図ができました。裏を返せば、自社で新規事業を育てるよりも、スタートアップ企業に投資をして、M&Aによる取り込みを狙う大企業が次々と出てきたことを示しています。宇宙開発やロボット、AIなど、5年後、10年後の未来を見越した最先端企業へと活発に資金が流入しています...