「ミヤコー」の愛称で、宮城県一円に路線が延びる宮城交通バス。仙台を中心に、蔵王や松島などの近郊観光地をはじめ、隣県にも路線が延びる中長距離路線を運行する地域有力バス会社だ。だが、宮城交通としての設立は比較的新しく、といっても50年ほど前の1970年、宮城県内を走る宮城バス・宮城中央バス・仙南交通が経営統合(新設合併)して誕生した。
この宮城交通の筆頭株主は愛知県本社の名古屋鉄道<9048>。名鉄グループの一員ということになる。名古屋鉄道が経営参加したのは1975年のことだ...
意外なM&A子会社シリーズの第2弾。今回からはIT業界を牽引するヤフーにスポットを当てる。