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【「M&Aでグループ会社に! 注目ディール5選」その5】セブン&アイHD<3382>がカタログ通販のニッセンを買収

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※画像はイメージです

え? なんであの会社がこの会社を買うの? この会社ってあのグループだったの?と思わず驚かずにはいられない、意外なM&Aがある。そんなディールを集めてみた。今回は、驚きもひとしおな異業種同士の取り合わせ。買収の狙い、そしてそこから見えてくるものとは…?

セブン&アイHD<3382>がカタログ通販のニッセンを買収

(買収価額 約126億円、買収時期 2013年12月)

 2013年12月セブン-イレブン・ジャパン及びイトーヨーカドー、セブン銀行などを傘下に収めるセブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)<3382>が、カタログ通販大手のニッセンを買収。

 リアル店舗を運営するセブン&アイがニッセンを買収した目的は、自社グループの商流拡大のため。リアル店舗に片寄っていたセブン&アイの売り上げを、ニッセンのカタログ販売やネット販売、コールセンターのノウハウを利用することで、拡大させようというのがその狙い。またリアル店舗でニッセンの通販の強みを生かす逆の相乗効果も期待されていました。

 本件は、人口減少の中でも事業拡大を続けるセブン&アイが、リアル店舗ではなく、カタログ通販やネット販売といった新たな商流確保により、今後の継続的な事業拡大を狙ったM&Aと言えます。

まとめ:M&A Online編集部

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