伯東は半導体、電子部品などのエレクトロニクス商社として独自の立ち位置を築いている。特定の企業グループに属さない独立系の専門商社で、工業薬品や化粧品原料を製造するケミカルメーカーの顔を併せ持つ。売上高2000億円に向けては目下、胸突き八丁の段階にある。その同社が今年、初の本格的な海外M&Aに乗り出した。
伯東は2月、同業のエレクトロニクス商社であるシンガポールのRabyte(ラバイト)を買収すると発表した。Rabyteは1989年設立で、直近売上高は約188億円...
シャープは1973年に世界初の液晶電卓を発売して以来、「液晶のシャープ」として成長した。液晶テレビ「AQUOS」を投入し、2000年代中盤には液晶テレビ世界シェアトップに立つが、2010年代に同社の業績は低迷。そこにはM&Aが関わっていた。
牛丼御三家の一角を占める松屋フーズホールディングス。売上高は1500億円を超える外食大手だが、意外にもM&Aの経験は皆無に近い。そんな同社が2025年末、ついに本格的な買収を繰り出した。ターゲットはラーメン業態で、91億円を投じた。
ニコンはM&A戦略を見直し、成長ドライバーの拡充から、意思決定プロセスの透明化やリスク管理などのガバナンス(健全な企業経営を実現するための仕組みや管理体制)強化に軸足を移した。
電気設備工事大手の関電工は、グリーンイノベーション関連事業の拡大に向けM&Aを活用する。脱炭素コンサルティングビジネスの確立などを進める中で、関連する企業や事業の取得に取り組む。