え? なんであの会社がこの会社を買うの? この会社ってあのグループだったの?と思わず驚かずにはいられない、意外なM&Aがある。そんなディールを集めてみた。買収の狙い、そしてそこから見えてくるものとは…?

セブン&アイ<3382>がフランフラン(Francfranc)を買収

(買収金額 約50億円 出資比率 約49%、買収時期 2013年12月)

セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)は、雑貨店のフランフランを運営するバルスを2013年12月に約50億円(出資比率約49%)で子会社化した。セブン&アイはオムニチャネルに注力しており、全国1万7千店舗とネットの融合でいつでも買い物が出来るインフラ作りを目指してきた。

セブン&アイの通販サイトではバルスの雑貨が取り扱われることで、売れ筋商品の獲得が可能となった。しかしオムニチャネル戦略の中心的な役割を果たしていた鈴木康弘氏は、鈴木敏文会長(当時)の次男。強力な後ろ盾のなかオムニチャネルを推し進めていたが、その鈴木敏文会長の電撃辞任により、康弘氏も取締役を退任。後藤副社長が引き継いだ後、新しい旗振り役は情報システム部門出身の山根 章氏が就任。その手腕が問われている。(その2へ続く)

まとめ:M&A Online編集部

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