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うどんと美白の意外な共通点

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※画像はイメージです

え? なんであの会社がこの会社を買うの? この会社ってあのグループだったの? と思わず驚かずにはいられない、意外なM&Aがある。そんなディールを集めてみた。買収の狙い、そしてそこから見えてくるものとは…?  

トリドールホールディングス〈3397〉、SONOKOを買収

(買収金額 30億円 出資比率 100%、買収時期 2016年5月) 

 セルフ式うどん店『丸亀製麺』などの外食店を全国展開するトリドールホールディングスは、ライフスタイルブランド SONOKO を展開する株式会社ソノコを、株式会社マーキュリアインベストメントが運営するファンドより買収し100%子会社とした。

 美白化粧品などの通信販売の印象の強いSONOKOは、90年代の日本における美白ブームを牽引した料理・美容研究家、故・鈴木その子氏が設立したブランド。TV出演時、白塗りした顔に集中的に証明を照らすという演出方法で「美白の女王」として一世を風靡した彼女を憶えている方も多いだろう。

もともと美白は無添加食材にこだわる美容健康料理から生まれた

 美白技術と外食産業、一見関係のなさそうな取り合わせだが、SONOKOの事業展開を追っていくと、この”意外”とも思える買収劇が”納得”に変わる。

関連リンク 丸亀製麺のSONOKO買収は詳細を知ると”意外”から”納得”に変わります(記事はこちらから

 実は、SONOKOの事業のルーツは1974年に初めて出店した銀座のレストラン。無添加食材にこだわり美容健康料理の店として認知を受けるとともに、1日3食・ストレスフリーのダイエットを提唱。そうしたコンセプトで1985年には通販事業に進出。アクティブシニアや富裕層を対象に、安心・安全な食を提供するブランドとして認知されてきた。  

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トリドールがM&Aを武器に世界的な総合外食企業へと突き進んでいる件

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2017/08/11

丸亀製麺でおなじみ、トリドールホールディングス<3397>が外食企業に出資をする「ハーゲット・ハンター」が組成した投資ファンドHHCPに出資を決定しました。ファンドへの出資目的は、アメリカの外食市場で大きく成長するであろう、企業の情報をいち早く入手する、というもの。このニュースに”孫正義”臭を嗅ぎ取った人も少なくないはず。それもそのはず。トリドールは、通信・ITの何でも屋ソフトバンクに負けない事業展開を目指しているのでした、という話です。