え? なんであの会社がこの会社を買うの? この会社ってあのグループだったの?と思わず驚かずにはいられない、意外なM&Aがある。そんなディールを集めてみた。今回は、驚きもひとしおな異業種同士の取り合わせ。買収の狙い、そしてそこから見えてくるものとは…?

ローソン<2651>が高級スーパーの成城石井を買収

(買収価額 約360億円、買収時期 2014年10月)

 2014年10月コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のローソンが、高級スーパーの成城石井を買収。ローソンは新たなブランドとして成城石井を加えることで、単なるコンビニチェーンから、総合小売業に足掛かりを得ることとなります。

 既に「ローソンストア100」などで単なるコンビニとは別業態の小売業も展開しているローソンですが、成城石井はローソンとは全く別ブランドの高級スーパーであり客層も異なるため、ローソンとしてはこれまで取り込むことができなかった層へのアプローチが可能となります。

 ローソンによる成城石井の買収は、類似の事業に進出して新しい客層にアプローチするM&Aの典型例と言えます。コンビニ最大手のセブン&アイ・ホールディングスも買収を積極的に行っており、コンビニ業界はM&Aの買い手として今後もその存在感は増すものと考えられます。

まとめ:M&A Online編集部

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