menu
Social media

ビジネス

【意外な子会社】旧ソニプラ、TBSとJフロントが買収(2008年、2011年)

Cover 777978d0 13ea 4b12 9651 87775ae6ac32
※画像はイメージです

え? なんであの会社がこの会社を買うの? この会社ってあのグループだったの? と思わず驚かずにはいられない、意外なM&Aがある。そんなディールを集めてみた。買収の狙い、そしてそこから見えてくるものとは…?

TBSホールディングスがスタイリングライフ・ホールディングスを買収
(買収金額 約210億円 出資比率約51%、買収時期 2008年7月)

J.フロントリテイリング株式会社が株式を追加取得し、持分法適用会社に
(買収金額 約82億円 出資比率約40.5%(現在は48.5%)、2011年2月、3月)

スタイリングライフ・ホールディングス(SLH)という会社をご存じだろうか。かつては、「ソニープラザ」などの輸入生活雑貨店を展開していたソニー系の小売業の持株会社だ。現在、グループ内には輸入生活雑貨のプラザスタイル(旧ソニープラザ)のほか、カタログ通販のライトアップショッピングクラブ(旧ソニー・ファミリークラブ)、また、レストラン運営のマキシム・ド・パリなどがある。

ソニー本体が本業で苦戦を強いられるなか、これらのソニー系の小売業は2006年6月にグループから離れ、持株会社SLHを新設した。TBSホールディングス<9401>がSLHを連結子会社としたのは2008年7月。当時は「TBSがなぜ小売業を?」と業界内でも驚きがあった。

当時はデジタル放送への完全意向(2011年7月)の直前の頃だ。TBSのリリース(東証への情報開示)によると、当時TBSでは番組・コンテンツの開発・制作に力を注ぐ一方、放送を中核とする広範なビジネスチャンスを積極的に捉え、企業価値を総合的に向上させ、持続的な成長を果たそうとしていた。その点から、SLHが実践する「ライフスタイル・エンタテイメントの創造」への取り組みと、メディアによる文化創造へのTBSの取り組みが合致し、両者が補完・強化しあうことがTBSの事業価値を最大化させると判断したからだ。

TBSは事業シナジーを検討し、事業提携の総合的なプログラムを策定した。その内容は「SLHのライフスタイル・エンタテイメント創出能力や店舗展開を利用した番組・コンテンツの企画力・開発力・発信力の向上、新たなECビジネスの開発、新規メディアにおけるコンテンツ開発・制作における連携、メディアコマース事業であるグランマルシェとSLHの多角的な協業による競争力強化」などである。

そして、TBSは赤坂の再開発事業に取り組む。本社が立地する赤坂サカスに「赤坂ACTシアター」「赤坂BLITZ」「赤坂ギャラリー」等の文化施設を設け、39階建ての「赤坂Bizタワー」、ショッピング・グルメの商業施設「アネックス」、イベントスペースの「Sacas広場」などを連動させた。

意外なM&A

関連のM&Aニュース

NEXT STORY

ダイヤモンドダイニングが買収したのは「マネーの虎」のイケメン社長の会社でした

ダイヤモンドダイニングが買収したのは「マネーの虎」のイケメン社長の会社でした

ダイヤモンドダイニングが買収した商業藝術という会社、代表は貞廣一鑑さんです。「マネーの虎」に出演していたのでご存知の方も多いのでは。今回は、ダイヤモンドダイニングは、なぜ商業藝術という会社を買収したのか、という話です。


注目の記事

Thumb e1b02e19 e880 4647 9b2e 9735a2922dd8

【リコー】「再成長」へM&A投資 2000億円

リコーが2018~19年度にM&Aに2000億円超を投資する方針を打ち出した。同社にとって大命題は「再成長」の一語に集約される。業績は10年近く一進一退が続き、伸びを欠いたままだ。リコー復権ののろしは上がるのか?

Thumb 88ffbc7d d8c1 4c46 a94a d5f6737c0e91
Thumb 5535fbd2 d91a 4fbd a0be 6bc68475be6d
Thumb 856a8cb3 bfab 4046 a298 284e67090c4c