狙うは市場性商品の「顧客囲い込み」

「市場性商品専門のアフリエイトサイトは少なく、獲得単価も高い。広告などのマスメディア広告は市場性商品の潜在顧客層に効率よく届かない。PMIにもとづく情報発信を経済メディアにニュースとして取り上げてもらえれば、潜在顧客層にも伝わり、じぶん銀行のブランディングにも役立つ」と、井上執行役員は明かす。

じぶん銀行はauブランドで移動体通信サービスを提供するKDDI<9433>と三菱UFJ銀行が折半出資するネット銀行で、約70%の顧客がauユーザー。同行では他キャリア(通信事業者)ユーザーからの顧客獲得も狙っており、他のネット銀行にないサービスで集客を図る狙いもある。

一方、IHSマークイットジャパンの竹内三十郎社長は、au系のじぶん銀行と提携した理由について「スポンサーシップの条件よりも、同行のビジョンに将来性を感じたのが決め手になった」と話す。じぶん銀行の臼井朋貴社長は「当面は自社サイトでの情報提供だが、将来は個別顧客向けの情報サービスや、PMIにもとづく金融商品の開発も検討したい」と、意欲を燃やしている。

文:M&A online編集部