電力の需要減や小売り競争激化、発送電分離など、大手電力会社は「コスト重視」の経営を迫られている。これまでは「最も安い」とされてきた原子力発電だが、安全規制の強化によるコスト増に加えて最大手の東京電力ですら1回の原発事故で事実上の経営破綻状態に追い込まれたことから、旧式で出力の小さい原発の廃炉が加速している。
伊方原発を抱える四国電力関係者は「もともと四国地方は電力需要が少なく、原発を必要としていなかった。大手9電力は最低1基の原発を持てという国策で伊方を開設した」と話す...
仮想通貨交換業に大きな変革が訪れている。コインチェック(東京都渋谷区)による仮想通貨の不正流出事件を機に金融庁が規制を強化し、セキュリティーシステムに巨額の投資が必要になったのが要因。今後、既存業者の離脱や大手企業の参入などが増えそうだ。
2月に入り、2018年大学入試がラッシュを迎える。4日の日曜まで連日200校以上で入試が行われる。ただ、入試会場の熱気とは裏腹に、学習塾・予備校にとっては再々編のゴングがいつ鳴ってもおかしくない状況なのだ。
相乗りタクシーの国内初の実証実験が1月22日から東京都内で始まる。相乗りは道路運送法で原則禁止されているが、タクシー業界は規制緩和を要望している。海外では米ウーバーに代表されるように、自家用車で乗客を有料で運ぶ「ライドシェア」が広まっているが、こうした流れに対して機制を制するタクシー業界の思惑も…