大和ハウス工業は、不動産販売・賃貸・仲介事業のコスモスイニシアが実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化(所有割合63.19%)することを決議した。コスモスイニシアはJASDAQでの上場は維持する方針。

大和ハウスは、単身高齢者世帯の増加や住宅ストックの充足などにみられる国内市場の構造変化を、新たな成長の機会として捉え、事業拡大を図ってきた。特にマンション事業においては、中古マンション流通の新たな仕組み作りに取り組むなどの施策を実施してきた。

一方、コスモスイニシアはサブプライムローン問題やリーマンショックなどにより業績が悪化し、2001年に事業再生ADR手続きを締結。大和ハウスとマンション事業の共同開発などの業務提携を開始し、事業再生に取り組んでいる。

今回の子会社化で、新築マンション開発や、中古マンションなどの流通仲介・リフォーム事業、既存の集合住宅などにおける大規模修繕事業の受注拡大などの協業をさらに進める狙い。

取得価格は95億円。第三者割当増資払込予定日は2013年6月27日。