M&A速報

大和ハウス工業<1925>、米国子会社を通じて、米国の戸建住宅事業会社を子会社化

2016/10/26

大和ハウス工業(株)(以下「大和ハウス」)は、完全子会社であるDaiwa House USA Inc.(米国)を通じて、米国において戸建住宅事業を行うStanley-Martin Communities, LLC(米国、連結売上高436億円(417,364千米ドル)、連結営業利益25億3000万円(24,252千米ドル)、連結純資産197億円(189,146千米ドル)、以下「スタンレー・マーチン」)の持分82.0%を取得し、子会社化することについて、2016年10月26日(米国東部時間10月25日)開催の取締役会において決議し、同日に持分譲渡契約を締結したことを発表した。

大和ハウスグループは、顧客と共に新たな価値を創り、活かし、高め、人が豊かに生きる社会の実現を目指し、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、住宅ストック、商業施設、事業施設といった生活基盤産業への総合的な事業を展開しており、2016年度を初年度とする第5次中期経営計画においては、「不動産開発への積極投資」と「海外展開の加速」を基本方針の一つとしている。海外においては、米国・豪州・ASEAN 諸国を中心に事業を拡大予定であり、スタンレー・マーチンの持分取得はその一環である。

スタンレー・マーチンは、バージニア州を中心に米国東部地域を主要な戦略拠点として、戸建住宅の開発・販売を50年にわたり手掛けている非上場企業であり、顧客中心の経営姿勢に基づいた豊富な開発実績と、地元に深く根付いた営業基盤を有しているとのこと。

大和ハウスグループがスタンレー・マーチンに対して協力することにより、同社が現地で行う事業領域の更なる発展を目指すと同時に、大和ハウスグループが同社から米国での戸建住宅事業のノウハウを習得し、米国における当該事業の拡大を加速化することが狙い、としている。

持分取得価額は約263億円(251,902千米ドル)。

持分譲渡実行予定日は2016年12月(米国における関係当局の許可に関する手続きの完了後となるため、変動する可能性有り)。

※1米ドル=104.49円にて換算。

M&Aデータベース

関連の記事

希望退職者募集、8月も東京機械製作所・スズケンなど|36カ月連続で丸3年に

希望退職者募集、8月も東京機械製作所・スズケンなど|36カ月連続で丸3年に

2021/09/09

新型コロナ禍が続く中、8月も上場企業による希望退職者募集の動きが止まらず、輪転機大手の東京機械製作所、医薬品卸大手のスズケンなど4社を数えた。これで36カ月連続となり、丸3年に及ぶ。ただ、1~8月累計では35社と前年同期を3割強下回っている。

今年に入って早くも2件目「大和ハウス」がM&Aを積極化する理由とは

今年に入って早くも2件目「大和ハウス」がM&Aを積極化する理由とは

2020/01/18

大和ハウス工業がM&Aを活発化させている。2020年に入り2件のM&Aを発表しており、2019年に実施した主なM&Aの件数と早くも並んだ。 中期経営計画達成に向け、M&Aの出番は今後も多そうだ。

介護事業を譲受した「大和ハウス」の狙いは?

介護事業を譲受した「大和ハウス」の狙いは?

2020/01/09

大和ハウス工業傘下の大和リビングケア(東京都江東区)は、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などを運営するライフコンプリート(佐賀市)とライフコンプリート東京(東京都立川市)の両社から会社分割で介護事業を譲り受けた。

パナソニックなどから110億調達、倒産したセブンドリーマーズとは

パナソニックなどから110億調達、倒産したセブンドリーマーズとは

2019/04/26

大和ハウスやパナソニックなどの支援を受けて全自動衣服折り畳みロボットを開発していたセブン・ドリーマーズが倒産しました。負債総額は22億5000万円。第三者割当増資による資金調達は110億円にも上っていました。夢を語り続けていた会社に一体何が。

【2018年2月M&Aサマリー】買収は53件…「適時開示」ベース

【2018年2月M&Aサマリー】買収は53件…「適時開示」ベース

2018/03/02

東証の「適時開示」ベースで、2月の買収案件(グループ内再編は除く)は53件となり、前月より8件増えた。IN-OUT型M&Aが9件あり、コシダカホールディングスは女性向けフィットネスの米カーブスを約185億円で傘下に収める。

介護業界の最新トピックをひも解く(下)高齢者住宅新聞社・網谷敏数氏インタビュー

介護業界の最新トピックをひも解く(下)高齢者住宅新聞社・網谷敏数氏インタビュー

2017/08/24

超高齢社会である日本において、介護の在り方は日毎に重要さを増している。介護・医療業界の取材を重ね、最新事情に明るい『高齢者住宅新聞』編集長の網谷氏に、最新の業界動向についてお話を伺った。インタビュー第2回目は、介護業界のM&A事例と今後の動向について。

[建設業界のM&A]人材不足解消のためM&Aが活用に

[建設業界のM&A]人材不足解消のためM&Aが活用に

2016/11/01

大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。

【大和ハウス工業】電力小売りから介護、ロボットまで、M&Aで事業の多角化を進める

【大和ハウス工業】電力小売りから介護、ロボットまで、M&Aで事業の多角化を進める

2016/07/26

一風変わったテレビCMで有名な大和ハウス工業。戸建住宅や賃貸住宅、商業施設などのコア事業だけでなく、スポーツジムやクレジットカード、電力小売りから介護、ロボットまで幅広く買収、出資、提携を繰り広げている。事業の多角化と、事業別の売上高と営業利益の推移、資産構成の変化などを見てみる。

関連のM&A速報

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5