アパマン、爆発事故関連で10億円の特別損失を計上

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公開日付:2019.02.14

 2月13日、不動産仲介のAPAMAN(株)(TSR企業コード:294146130、以下アパマン、JASDAQ)は2018年12月に連結子会社で発生した爆発事故を受け、2019年9月期の業績予想(連結)を下方修正した。爆発事故に関連し、10億700万円を特別損失で計上する。
 爆発事故は2018年12月16日、アパマンの連結子会社である(株)アパマンショップリーシング北海道(TSR企業コード:015682706、札幌市、以下アパマン北海道)で発生。アパマン北海道の従業員が多数の消臭スプレーを室内で噴射したのち、湯沸かし器を作動させたところ爆発が起き、近隣の建物41棟、車両32台が被害にあった。
 アパマンは2019年9月期に被害見積り額の10億700万円を特別損失で計上する。また、保険対象額3億1,000万円を特別利益で計上する。これに伴い、2019年9月期の業績予想を、売上高450億円、経常利益14億円、当期純利益マイナス1億円とした。売上高や経常利益は従来予想を据え置いたが、純利益は従来予想の6億円の黒字から引き下げた。
 アパマンは特別損失額について、「現時点で大きく変動することはないと考えているが、今後、著しく変動する場合には改めて公表する」とリリースしている。
 なお、2018年12月末時点の純資産(連結)は30億8,600万円、総資産は340億3,400万円。

スプレー缶爆発のアパマン、10億円超の特別損失 東京商工リサーチ

東京商工リサーチ「データを読む」より

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