生産設備の制御システムが主力の横河電機<6841>が、1兆円企業に向けてM&Aにアクセルを踏み込んでいる。社会に貢献し影響力を高めていくためには存在感のある企業であることが必要との考えに基づき、2031年3月期に売上高1兆円の大台を目指しており、この目標を実現する方策の一つとしてM&Aを積極化しているのだ。
同社は2020年以降、M&Aの件数を増やしており、2022年3月期から2024年3月期までの3年間に6件の企業買収を実施した...
東京海上ホールディングス(HD)は米国を中心に数多くの大型M&Aを手がけ、今やグループ収益の半分を海外で稼ぐ。その同社が今度は国内を舞台に、しかも保険以外の分野で初めて本格的なM&Aに踏み切った。