警備業界で近年、めきめき頭角を現している会社がある。共栄セキュリティーサービスがそれ。2019年の上場(ジャスダック市場、現在は東証スタンダード上場)当時から売上高は8割増え、今年、中堅警備会社として区切りの100億円を超えた。成長の原動力となっているのは他でもない積極的なM&A戦略だ。
共栄セキュリティーサービスは6月9日付で、常総警備保障(茨城県つくば市)の全株式を取得し、子会社化した。取得金額は5億7100万円。同様の地域中小警備会社を買収は今年に入って4社目...
東京海上ホールディングス(HD)は米国を中心に数多くの大型M&Aを手がけ、今やグループ収益の半分を海外で稼ぐ。その同社が今度は国内を舞台に、しかも保険以外の分野で初めて本格的なM&Aに踏み切った。