中堅のSIer(システムインテグレーター=情報システムなどを企画から運用、保守までを一括して請け負う事業者)であるJFEシステムズ<4832>は、M&Aを本格化する。
重点成長事業に位置付ける、企業向けの業務管理システムを手がける「ERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)ソリューション」と、ITインフラの構築や運用などを行う「基盤サービス」でM&Aを活用し、成長を促進する。
同社は2025年4月に2026年3月期~2028年3月期を対象にした3カ年の中期経営計画を策定...
能美防災は総合防災機器のトップメーカーの地位を築き、業歴は100年を超える。自動火災報知機や消火設備を国産化したパイオニアでもある。その長い歴史を持つ同社だが、実は、M&Aへの本格的な取り組みを始動させたのはここ数年のことだ。
警備業界で近年、めきめき頭角を現している会社がある。共栄セキュリティーサービスがそれ。2019年の上場時から売上高は8割増え、今年、区切りの100億円を超えた。成長の原動力となっているのは他でもない積極的なM&A戦略だ。
横河電機が1兆円企業に向けてM&Aにアクセルを踏み込んでいる。社会に貢献し影響力を高めていくためには存在感のある企業であることが必要との考えに基づき、M&Aを積極化させているのだ。
工作機械メーカーのスター精密が、医療機器や医療機器部品などからなるメディカル事業に参入する。医療機器メーカー向けに自社製の工作機械を販売してきた実績と、これまで培ってきた精密加工や組立技術、高精度位置決め制御技術などを武器に、新分野に挑戦する。