【市光工業】「ミラー事業」売却を決断、自動車変革期にどう立ち向かう?

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市光工業の本社(神奈川県伊勢原市)

コロナ禍が背中を押す?

マグニチュードは今回のミラー事業ほどではないが、2020年12月には自動車用電球や光学機器用電球などを手がけるライフエレックス(群馬県邑楽町。2019年12月期売上高は17億1000万円)の保有株式の大部分を中国企業に売却し、連結子会社から外した。

この時、理由としたのが自動車用ランプとミラー事業への経営資源の集中。それだけに、ミラー事業の売却は想定外にも映るが、コロナ禍による事業環境の変化が背中を押したと考えられる。2020年9月には100人規模の早期退職を実施した...

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