タクシー国内最大手の第一交通産業<9035>を創業した黒土始会長が6月に退任し、特別功労金15億9400万円が支払われる。しかし、2022年3月期の同社決算での営業利益は3億4000万円。2期ぶりの黒字転換だったが、特別功労金の支払いで当期純損益は8億4200万円の赤字になった。株主総会で議論を呼びそうだが、この支給額は高いのか?それとも適正なのか?
黒土会長は1960年6月に同社の前身となる第一タクシー有限会社を設立し、社長に就任...
大手旅行会社のエイチ・アイ・エスが、事業再構築の動きを強めている。エネルギ―事業を売却し、農業事業の拡大に乗り出した。財務体質の改善が狙いで、今後も同様の取り組みが浮上しそうだ。
生後6カ月の乳児から接種できる新型コロナウイルスワクチンの第2/3相臨床試験が近く始まる。現在5歳未満に接種可能なワクチンはなく、実用化されれば小児の感染を防ぐ手立てが誕生することになる。