そうすると黒土会長の特別功労金は、48億〜54億4500万円が「世間相場」となる。これだけ高額になるのは、62年という異例の在任期間によるもの。例えばトヨタ自動車<7203>の豊田章男社長が代表取締役を62年務めると115歳になる。創業社長でなければありえない金額なのだ。つまり15億9400万円という支給額は、世間相場の3分の1以下の「破格の安さ」と言える。
同社にしてみれば3億4000万円の営業利益で、さすがに50億円前後の特別功労金は出せなかったのだろう...
大手旅行会社のエイチ・アイ・エスが、事業再構築の動きを強めている。エネルギ―事業を売却し、農業事業の拡大に乗り出した。財務体質の改善が狙いで、今後も同様の取り組みが浮上しそうだ。
生後6カ月の乳児から接種できる新型コロナウイルスワクチンの第2/3相臨床試験が近く始まる。現在5歳未満に接種可能なワクチンはなく、実用化されれば小児の感染を防ぐ手立てが誕生することになる。