100歳会長の退任慰労金16億円、「世間相場」ならいくら?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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「タクシーM&A王」の特別功労金15億9400万円が話題に(写真はイメージ)

世間相場なら50億円、理由は62年もの在任期間

そうすると黒土会長の特別功労金は、48億〜54億4500万円が「世間相場」となる。これだけ高額になるのは、62年という異例の在任期間によるもの。例えばトヨタ自動車<7203>の豊田章男社長が代表取締役を62年務めると115歳になる。創業社長でなければありえない金額なのだ。つまり15億9400万円という支給額は、世間相場の3分の1以下の「破格の安さ」と言える。

同社にしてみれば3億4000万円の営業利益で、さすがに50億円前後の特別功労金は出せなかったのだろう...

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