出光興産<5019>と昭和シェル石油<5002>の経営統合が基本合意から3年を経て、ようやく実現する見通しになった。両社は10日、2019年4月1日に経営統合することを決定したと発表した。ただ、その方法は当初想定されていた合併ではない。出光が昭和シェルの発行済み株式のすべてを株式交換で取得し、完全子会社化する内容。統合に際し、「対等の精神」を強調する両社だが、なぜ、親子関係を選択し、合併が避けられたのか?
M&Aの手法には合併や株式譲渡、事業譲渡、会社分割、株式交換、株式移転などがある...
LINEが近く仮想通貨交換所BITBOX(ビットボックス)を立ち上げる。サービスは全世界で展開するが、日本と米国は除くという。仮想通貨交換業者としての登録が認めれた段階で、日本でもサービスを始めるものとみられる。
武田薬品工業がベルギーの創薬ベンチャーであるタイジェニックスを約700億円で買収する。約6兆8000億円を投じるアイルランドの製薬会社シャイアの買収を発表したのが5月8日。わずか1カ月足らずで再び買収に踏み切ったのはなぜなのか。
新日鉄住金は16日、2019年4月に社名を「日本製鉄」に変更すると発表した。1950年以来、69年ぶりに「日本製鉄」が復活する。新日鉄住金は2012年10月、新日本製鉄と住友金属工業が合併して発足したが、「住金」の名前もついに消える。