すき家と吉野家が順調に業績を伸ばしている。上期の既存店の売上高は、すき家が前年同期比2.9%増、吉野家が同6.9%増となり、消費税率が引き上げられた10月以降の2カ月間も平均ですき家が同1.9%増、吉野家が同7.8%増となった。
こうした状況を受け、すき家を運営するゼンショーホールディングス(HD)<7550>と、吉野家を運営する吉野家ホールディングス(HD)<9861>の両社の通期業績は当初予想通り増収増益を達成できる見通しだ。
人手不足に伴う人件費の上昇や食材価格の上昇など厳しい環境下にある外食業界だが、牛丼の歩みはスローながらも着実なようだ...