2013年2月にコメダホールデングス<3543>を買収し、日本で知名度を高めたMBKパートナーズ。その後、真珠の養殖・販売のTASAKIやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、なじみ深い日本企業に次々と出資をしました。そして2019年6月には高級チョコレートのゴディバ・ジャパンを1000億円超で買収しています。投資ファンド・MBKパートナーズとは、どのような会社なのでしょうか?

この記事では、以下の情報が得られます。

  • ・MBKパートナーズの概要
  • ・コメダ珈琲買収によって得られた儲け

                            

設立したのは「世界で最も影響力のある人物」

丸の内のビル
画像はイメージ(Photo by PAKUTASO)

MBKパートナーズ(本社:ソウル)は、アメリカの投資ファンド「カーライル・グループ」の出身者によって、2005年に設立されたプライベートエクイティファンドです。社名のもととなるMBKは、マイケル・キム氏(Michael Byungju Kim)からとられています。キム氏は、2015年ブルームバーグが選ぶ「世界で最も影響力のある50人」で42位を獲得するなど、アジア圏において力の強い人物として知られています。

韓国、日本、上海、北京、香港を拠点としています。MBKは2016年9月にスーパーマーケット「テスコ」の韓国運営会社をおよそ6000億円で買収しています。これは、当時韓国国内で最も大きな買収案件となりました。

東京の拠点では、2019年11月の段階で15名が在籍しています。日本では以下の企業に出資をしています。

出資時期社名サービス内容
2013年12月インボイス通信料金一括請求サービス
2013年2月コメダ珈琲カフェの運営・FC支援
2014年12月弥生会計ソフトの開発
2017年2月アコーディアゴルフゴルフ場の所有・運営
2017年3月TASAKI真珠の養殖・加工販売
2017年4月ユニバーサル・スタジオ・ジャパンテーマパークの運営
2017年12月黒田電気電子部品商社
2019年6月ゴディバジャパン高級チョコレートの販売

※各社ホームぺージより作成

コメダ珈琲、TASAKI、アコーディアゴルフ、USJ、ゴディバジャパンなど、内需中心の事業展開をする企業に投資をしています。日本の投資先8社の中で、成功例の一つとしてよく知られているのが、コメダ珈琲への出資です。