新型コロナの国産ワクチン開発に新たな顔ぶれが加わった。VLP Therapeutics Japan合同会社(VLPTジャパン、東京都千代田区)がそれで、厚生労働省が8月17日に同社に対してワクチン生産体制等緊急整備事業で143億4000万円を補助することを決めた。
VLPTジャパンが開発中のワクチンは、現在日本で接種が進んでいるファイザー製やモデルナ製と同じメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンだが、自己増殖RNA(レプリコン)技術を用いており、少量でも体内で十分な抗体が作られる特徴がある...
3Hクリニカルトライアルは、同社が運営する治験情報サイト「生活向上WEB」で日本の製薬会社が手がける国産の新型コロナワクチンの治験参加者を募集したところ、希望者が1万4000人を超えたと発表した。
米国バイオベンチャーのモデルナは2021年8月12日に、同社製新型コロナウイルスワクチンが、感染力の強いデルタ株などの変異株に対しても2回目接種後6カ月間有効であると発表した。