インスタントラーメンの日清食品(東京都新宿区)は、スナック菓子のやおきん(東京都墨田区)と共同で「カップヌードル」発売 50 周年を記念して「うまい棒カップヌードル味」を開発した。
シーフード味やカレー味などの「カップヌードル」8種類の味を「うまい棒」で再現したもので、店頭での販売は行わず、日清食品グループオンラインストアやファミリーマートの利用者を対象にプレゼントする。
味の素冷凍食品(東京都中央区)も発売50周年を記念して冷凍の「ギョーザ」を大幅にリニューアルしたほか、ハウス食品グループ本社<2810>もレトルトの「ククレカレー」発売50周年を記念して記念ロゴ入りパッケージを発売した。
人気商品たちが展開する50周年記念作戦とは。
カップヌードルは1971年9月に誕生した世界初のカップ麺で、通常のカップヌードル味や、シーフード味、カレー味をはじめ、チリトマト味、欧風チーズカレー味、しお味、みそ味、旨辛豚骨味の8種類がある。
これらの味を「うまい棒」の風味とサクッとした食感で楽しめるようにした。オンラインストアでは9月6日に、ファミリーマートでは 8月31日にプレゼントキャンペーンをスタートする。
「うまい棒」は1979年の発売で、めんたい味やコーンポタージュ味、なっとう味などがあり、子どもから大人までファンが多い。
味の素冷凍食品は8月8日に、冷凍「ギョーザ」の豚肉を約1.5倍に増量し、原料の配合や中具の練り方を工夫することで、噛むごとに中から肉汁が溢れだすように改良した。
同製品は市販用冷凍食品の中で、2003年度から2020年度まで18年連続で売り上げが日本一となっており、同社では今回の改良によって「よりご飯に合う、食べ飽きない味に大きく進化した」としている。
ハウス食品グループ本社は8月9日に「ククレカレー発売50年記念ロゴ入りパッケージ」を発売した。
同製品には、すりおろしたリンゴやマンゴーチャツネの甘み、トマトや玉ねぎなどの野菜のおいしさが溶け込んでおり、子どもから年配者まで幅広い層で楽しむことができる。
発売50年記念ロゴは、ククレカレーのブランドロゴの特徴の一つであるひし形をモチーフとしており、同社では「子どもからお年寄りまで懐かしくホッとする、やさしい味わいと、50年の感謝の思いを込めてデザインした」としている。
文:M&A Online編集部
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