塩野義製薬は、中国で医薬品の研究開発や製造・販売を手がける香港の製薬会社のC&O Pharmaceutical Technology (Holdings) Limited(C&O。売上高約64億円、営業利益約19億8000万円)を子会社化すると発表した。筆頭株主のLeo Star Development Limited(英領バージン諸島)などから株式約24.17%を取得後、シンガポール証券取引所でTOB(株式公開買い付け)を実施し、約41.83%の株式取得を目指す。一連の取引により株式所有割合は合計で約66%となる見通し。取得価額は合計約143億円。取得予定日は非公表。

C&Oは中国全土にある30万軒の診療所・病院・薬局へ販売ネットワークを持ち、先進国から導入される新薬の販売にも力を入れている。塩野義製薬はC&Oの買収により、これまで進出が遅れていた中国での事業基盤整備を図る。C&Oの株式約29%を所有する住友商事とは今後協働して事業を推進する。