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ホンダがエンジンを捨て、EVに「本気」を出す三つの理由
2021年4月に就任したホンダの三部敏宏社長が2040年にエンジン車の発売を全面的に停止すると表明した。ホンダといえば自動車だけでなく、オートバイや船舶用、汎用と幅広い分野のエンジンを供給する。そのホンダが脱エンジンに踏み切る理由とは何か?
トヨタ自動車<7203>が、東京オリンピックのスポンサー企業として会場周辺で予定していたイベントやパビリオン展示を中止することが分かった。トヨタによると「1都3県などの会場で無観客開催が決まったことや、東京都に緊急事態宣言が出されたことが理由ではない」という。
そうなると気になるのは、トヨタが東京オリンピックに合わせて公開するとしていた全固体電池のお披露目だ。2019年9月に開かれた「名古屋オートモーティブワールド2019」で、トヨタの寺師茂樹副社長(現Executive Fellow)が、2020年の東京オリンピックに向けて全固体電池を搭載した電動モビリティー(移動手段)の開発に取り組んでいることを明らかにした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大でオリンピックが1年延期されたため、公開も先延ばしになっていた。オリンピック関連のイベントやパビリオン展示が中止となると、全固体電池を搭載した車両のお披露目はまたも延期になりそうだ。
寺師副社長(当時)は「多様なモビリティーのサポートによって、今までオリンピック・パラリンピックを体験できなかった人に、移動の自由を提供する」と語っており、オリンピックで公開される車両は車椅子タイプや立ち乗りタイプの小型モビリティーとみられている。
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2021年4月に就任したホンダの三部敏宏社長が2040年にエンジン車の発売を全面的に停止すると表明した。ホンダといえば自動車だけでなく、オートバイや船舶用、汎用と幅広い分野のエンジンを供給する。そのホンダが脱エンジンに踏み切る理由とは何か?