「ゴルフ場で仕事」「無料でゴルフ」あの手この手のゴルファー獲得作戦 果たしてその成果は?

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東急リゾーツ&ステイのニュースリリースより

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染リスクの少ないゴルフの人気が高まっているものの、少子化や高齢化などの影響で、長年ゴルフ人口は減少傾向にあり、ゴルフ場の経営は厳しい状況下にある。

ゴルフ場利用者を増やすためには何が必要なのか。ゴルファー獲得作戦に取り組んでいる事例を探してみると…。

ゴルフプレーと仕事の両立は?

100を超える施設運営を手がける東急リゾーツ&ステイ(東京都渋谷区)は2021年7月1日から、同社が運営する鶴舞カントリー倶楽部(千葉県市原市)、大多喜城ゴルフ倶楽部(千葉県大多喜町)、蓼科東急ゴルフコース(長野県茅野市)の3ゴルフ場で、仕事ができる「PLAY&WORK」のサービス提供を始める。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、ワーケーションの取り組みが広がっており、こうした需要を取り込むのが狙いだ。

東急リゾーツ&ステイのニュースリリースより

PLAY&WORKは、プレー前後の休憩時間などの隙間時間に仕事ができるワークスペースを無料で提供するもので、ゆったりとリゾート気分を味わえるソファータイプや、ゴルフ場の豊かな自然を感じられるテラスタイプなどがある。

通信環境が整備されており、パソコンの使用や携帯電話での通話、WEB会議などが行えるほか、機密性の高い会議や、集中したい時などは、空いているコンペルームも使用できる。

今後、利用状況を見ながら顧客のニーズに合わせて他の施設にも導入を検討していくという。「ゴルフプレーと仕事の両立」を目指す新しいスタイルは根付くのだろうか。

2020年度は約1万6000人が参加

リクルート(東京都千代田区)が運営する「じゃらんリサーチセンター」は21歳と22歳の男女を対象に、全国の120カ所のゴルフ場(42カ所)とゴルフ練習場(78カ所)の利用料金を無料にする「ゴルマジ !〜 GOLF MAGIC〜」をスタートした。

減り続けるゴルフ人口に歯止めをかけるために、各ゴルフ業界団体と協力して2014年8月にスタートした若年層のゴルフ需要を促進するプロジェクトで、今年で8シーズン目となる。

今回は1999年4月2日から2001年4月1日生まれの男女が対象で、2021年6月30日から2022年3月31日まで無料で施設を利用できる。

2020年度は、19歳、20歳の約1万6000人が参加しており、じゃらんリサーチセンターではゴルマジ!を通してゴルフ関連産業やゴルフ施設を擁する地域の活性化を支援していくという。

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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