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ベネッセホールディングス、大型MBOで非公開化後の行く末は?|ビジネスパーソンのための占星術

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土星がウイークポイント

ではこれからベネッセホールディングスの今後の流れを見てみようと思います。

同社は2014年7月に、約3500万件分に上る個人情報が流出する事態となり激しい批判を受けた過去を持ちます。そして、この2014年7月をホロスコープで見てみると、やはり計ったように、約29年ごとに発生する試練のサタンリターン(土星回帰)と時期が重なっていました。

サタンリターンではその企業にとってどうしても改善しなくてはいけないことが露見しやすい時期で、同社の最大の強みでもあった集客力に対し強制的に改善を迫られる時期となりました。

これにより大規模な顧客離れが起き、同社は最終赤字に転落するなど、経営に重大な打撃となり、また政府も乗り出し個人情報保護を徹底する社会問題にまで発展しました。

毎回お伝えしていますが、どの企業もウィークポイントとなる天体が存在します。

同社においては、間違いなく土星がウィークポイントであり、この天体に何らかの影響があると問題が発生する可能性が示唆されます。

今回、MBOでの株式買い付けを終えるのが今年3月4日の予定ですが、ちょうど3月3日から3月12日迄同社の土星はネガティブな星配置になります。

ほぼほぼ何事もなく進むと思いますが、ひょっとすると予想していなかった展開もありえるかもしれません。

それでも、今年6月頃にはかなりポジティブな星配置に変わりますから、仮に何かあったとしても、早期に持ち直すであろうと予想されます。

2027年、次の転換点が到来か

同社にとっての次の大きな転換点は、2027年2月頃から始まりそうで、破壊と再生の冥王星が同社の太陽の真上に来ます。

このようなときは良くも悪くも変化が起きやすく、経営者の交代や新領域への可能性の拡大、何らかの不祥事も含め吉凶両端で何らかのイベントが発生しやすくなるのです。

ただ、同社が掲げる新領域へと商圏を広げる計画ですが、その代表が「介護・保育事業」です。

ホロスコープを見る限り同社は介護や保育にも新しい風を送り込むことの出来る星配置をしており、これまでの介護・保育の常識を覆すようなサービスが提供されればさらなる躍進を期待できそうです。

今回のMBOによる非公開化によって、これまでの立場では難しかった大胆なチャレンジに期待したいですし、その一歩としての結果が2027年の立ち回りで見えてくるのではないかと予想しています。

※次回公開予定は3月9日です。

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