2020年を境に発展の方向性が変化

では次に、日産の今後の流れを見てみようと思います。現在の日産のホロスコープを見てみると、とても大きな変容の時期にあることが分かります。

日産の持つ「冥王星」という天体と、現在の宇宙に浮かぶ「冥王星」がちょうど180度の関係にあります。このような時は、これまでの姿から脱皮して新しく変容させていくエネルギーが高まりやすく、それは痛みを伴いますが実現すれば大きな飛躍が待っているサインでもあります。

今まさにカルロス・ゴーンという強力なリーダーを失い、巨額の最終赤字を出し窮地に立たされていますが、これまでとは違った新しい日産へと変容させる時期にあり、それを実現できればさらなる飛躍も期待できる時期にあると言えます。

また30年に一度訪れる、企業の発展方向の変化のタイミングがあるのですが、それがちょうどこの1年以内に発生していることが分かります。

これまでは「魚座」的な方向に発展傾向があったのが、2020年から「牡羊座」的な方向へと企業の発展方向が変化しているのです。魚座は周りの状況に合わせて柔軟に対処するという特徴がありますが、牡羊座になるとワンマンで自己完結型のスタイルにこそ発展力がでてくると言うことになります。

ルノー・日産・三菱自動車の3社連合を組んでいる状況でワンマンに立ち回るのは難しい状況ですが、今後は魚座的な柔軟に対処するスタイルをしてしまうと、思いもしなかった問題に直面することになるでしょう。

日産は7月15日、クロスオーバー(多目的スポーツ)EV「アリア」を2021年半ばに発売すると発表した(同社のニュースリリースから)

いい意味での独善的リーダーシップを

この発展方向の変化を敏感に察知し、日産の持つ、いい意味での独善的ともいえるリーダーシップを発揮してこそ、今直面している問題から脱却できるということになります。

また、それは商品開発においても同様です。これまでのガソリン自動車ではなく電気自動車の生産に大きくシフトするなど思い切った方向転換をすべきタイミングにあるといえます。

ここまで巨大化した企業において一朝一夕に変容させることは困難ですが、それを実現できるかどうかが、今後の日産の行く末を占うポイントになるでしょう。

日産は復活を遂げるか?

※次回公開は8月18日です。