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資生堂、天性の資質で難しい時代を舵取り|ビジネスパーソンのための占星術

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東京・銀座の本社

ドランクエレファント買収はポジティブな結果となるか?

先述したとおり、近年の資生堂が抱えていた大きな問題点は、2010年に買収したベアエッセンシャル社の業績悪化による損失がありました。

この時期はちょうど約80年に一度ある「大きく惑う」影響が強く出る星配置になっていた時期で、この時期に判断したことは裏目に出ることが多いのです。

加えて40年に一度の「大きく変化する」という影響の星配置にもなっており、企業が新しく刷新されるような星配置の中、裏目に出る大きな決断をしてしまったということになります。

ベアエッセンシャル社の業績悪化の原因のひとつにテレビショッピングで売り上げを作っていた同社のビジネスモデルを、デパートでの販売に切り替えたことに要因があり、加えてテレビショッピングでの購買も下火になっていたという、先見性を全く発揮できていなかったところに問題がありました。

この事態は、明らかに資生堂の本来の強みを全く発揮できなかった説明にもなってしまいました。

そのような問題を踏まえての2019年10月のドランクエレファント社買収はポジティブな結果になるのか?という疑問がわいてきます。

ホロスコープを見る限り、吉凶ナシが答えになります。

目立った吉も凶もないので、大きな問題になることもなければ、驚くほど大きな成果になる事もないのではないかと予想されます。

巨額の資金が動いているので、ついつい買収問題に目が向きがちですが、実は私が一番懸念しているのは“資生堂ショック”の方です。

汐留本社前(東京・東新橋)

働き方改革…経営陣の英断に注目

“資生堂ショック”は時短勤務の売り場担当者にも夜間や土日の出勤を求めた働き方の見直しが、報道をきっかけに賛否を巻き起こし、SNSで不買運動に発展するほど炎上した問題です。

この問題はどこの企業でも起きえることですが、資生堂の場合この問題が表出した時期が「サタンリターン」という占星術上で「克服すべきこと」が発生しやすい時期に起きたことに意味がある。

つまりこの問題は資生堂にとって前向きに克服し解決すべき問題ということになるのです。そして必ず解決する方法はあるのがサタンリターンの特徴ですが、そのためには当然、痛みも伴います。

例えば労働時間を今までよりも減らそうとしても、今の大企業の多くは滅私奉公文化で育った人間が上司なので、労働時間を減らすことは上司や経営者には大英断です。

ですが、このパラダイムシフトを経営陣がクリアすることができれば、企業の足元がシッカリと固まります

占星術のサタンリターンは解決すれば足元がシッカリとし、解決しなければ益々問題が悪化してしまい、ゆくゆくは企業運営そのものが難しくなるレベルで立ちゆかなくなるのです。

今はまだ軽傷と言える状態なので、今のうちに企業全体で価値観の革新をできるかどうかが重要なポイントになります。この問題を2023年までに完全にクリアすることができていれば、社会的に大きな称賛を得る事ができるはずです。

ですが、もしこの時期までに解決できていなければ、なんらかの試練が再度起きる可能性があるでしょう。

資生堂の本来持っている特性を上手く活用すれば、この難しい時代を上手く舵取りし大きく発展する姿を見られるはずなので、大きな期待をもって注目をしたい企業です。

※次回の公開予定は2月23日。

柳川 隆洸 (やながわ・りゅうこう)

株式会社Furyu代表、TimeDirecter 

1978年大阪生まれ。 神戸芸術工科大学卒業後、アパレル会社に入社。インターネット物販が今ほど認知されていない時代に、アパレル販売サイトを立ち上げ、3か月で月間売り上げ1,000万円を超す人気店に成長させ、入社後わずか6か月で部長に就任。2つのブランドを1年でインターネットだけで年間売上5億円超へと成長させる。

自社ブランドの上場会社へのM&Aや取締役を経て独立。蓄積したWebマーケティングの知識を体系化し、社会人向けの起業スクールを立ち上げるかたわら、これまでの自身のビジネス活動で活用していた占星術が人生を大きく発展させてくれると確信。占星術を「より良く生きるための優れたツール」としてサービス提供を開始する。

完全紹介制で始めた占星術セッションは口コミで評判がひろまり、著名人や経営者など各界のリーダーをはじめ、1,000名以上の人のセッションを行なう。また、「あなたの未来がわかる手帳」として「TIME DIRECTION CAL」という完全パーソナルなカレンダーを発行し、人気を博している。

http://www.timedirection.com/


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2019/11/06

10月のM&Aは前年同月比7件減の74件となり、3カ月連続で前年を下回った。単月ベースでは前月比で5件増え、今年3番目でなお高水準を維持している。このままで推移すれば、2009年以来10年ぶりに年間800件台に乗せる公算が大きい。

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