日本政府が工作機械大手の牧野フライス製作所<6135>に対する外資ファンドの買収計画に中止勧告を出したことが、海外の金融業界に波紋を広げている。
政府は安全保障上の懸念を理由に判断したが、海外投資家の間では日本企業買収に対する規制リスクが現実のものとなったとの見解が広がっているからだ。
買収を計画していたのはアジア系投資ファンドのMBKパートナーズ。同社は牧野フライス株式を公開買い付け(TOB)で取得し完全子会社化を目指していた。しかし、日本政府は外為法(外国為替及び外国貿易法)に基づき、計画の中止を勧告した...