「イランでの戦争は長期化する可能性がある」と警鐘を鳴らす鈴木教授
中東情勢の緊張が高まる中、日本経済にとって最も大きな懸念は、原油輸入を支える大動脈ホルムズ海峡の情勢だ。日本が輸入する原油の大半はこの海峡を通過しており、ここが不安定化すればエネルギー安全保障に直結する問題となる。そこで、鈴木一人東京大学大学院教授(国際文化会館地経学研究所長)にイラン戦争の行方とホルムズ海峡のリスクについて聞いた。
今回の問題を読み解くうえで重要なのは二つの視点である。一つは、紛争が長期化した場合にイランがどこまで持ちこたえられるのかという点だ...