他の日本企業もCDMO事業拡充の動きを活発化させている。富士フイルム(東京都港区)は2020年6月9日に、バイオ医薬品の開発・製造受託事業の拡大を加速させるため、バイオ医薬品CDMO事業を手がけるデンマーク拠点に約1000億円の大型設備投資を行うと発表した。
原薬製造設備の増設や製剤製造ラインの新設などに取り組み、2022年から2023年にかけて順次稼働させ、同拠点で原薬から製剤・包装までワンサイト・ワンストップで製造受託が行える体制を整える...
武田薬品工業がビタミン剤のアリナミンなどの大衆薬事業を手がける子会社の武田コンシューマヘルスケアを米投資ファンドのブラックストーン・グループに売却する。その狙いとは。
新型コロナウイルス向けワクチンの量産体制が整いつつある。厚生労働省はワクチン生産体制の緊急整備事業として、国産ワクチンの開発を手がける4社と外国製ワクチンの量産にかかわる2社に助成金を交付する。