新型「iPad Air 4」 が、2020年中に発売されるとの情報が出ている。しかし、ネット上で流れているのは発売時期とレンダリング(コンピューターによるイメージ生成)画像で、スペックについてはほとんど触れられていない。新モデルは一体どのようなスペックになるのか?実は発売日次第。上位機種「iPad Pro」のモデルチェンジ時期によって大きく違ってくるのだ。

最新の「Pro」は超えられない新型「Air」

最上位機種の「iPad Pro」以外は、次期モデルのスペック予想はそれほど難しくない。「iPad」シリーズは、上位モデルのスペックを次世代の下位モデルに移行する。「iPad Air」は「iPad Pro」のすぐ下に位置するモデル。現行の「iPad Pro」のスペックを踏襲するはずだ。

ただ、2020年は特別な事情がある。第5世代移動体通信規格(5G)対応だ。アップルは2020年秋に発売するスマートフォン「iPhone12」シリーズから5Gに対応する。「iPad Air」シリーズにも携帯電話回線によるモバイル通信に対応する「Wi-Fi + Cellularモデル」があり、現行機種は4G。本来なら新モデルは5G化されるはずだ。

ただ、問題は最上位機種「iPad Pro」の動向。アップルには「最新技術を搭載するのは最上位機種から」という鉄則がある。つまり、現行の最上位機種「iPad Pro」を飛び越えて「iPad Air 4」が先に5G対応することはない。

現行の「iPad Pro」は、2020年3月の発売。モデルチェンジは順当にいけば2021年春だ。このスケジュールが変わらないのなら、「iPad Air 4」が年内に発売される場合は、4Gのまま。頭脳に当たるCPUは、現行スマートフォン「iPhone11」や「iPhone SE」(第2世代)に搭載されている「A13」よりも1世代古い「A12」を改良した「A12Z」となる。現行の「iPad Air」は「A12」を搭載しているので、性能アップはわずかだ。