実は半世紀以上前から可能だった? 新幹線の「自動運転」

※この記事は公開から1年以上経っています。
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ATCの改良と高精細映像の通信がカギ

従来のATCで自動運転ができなかった理由の一つは定時運行の維持だ。新幹線の定時運行には運転手がATCの制御がかからない範囲で手動の加減速を繰り返し、秒単位のダイヤ通りに到着させる必要がある。

ホームでの停車も問題だ。通常、新幹線は時速30km以下になった時に運転士が確認ボタンを押してATCブレーキを解除し、手動ブレーキで停止する。もちろん自動停車もできるが、いわゆる「カックンブレーキ」と呼ばれる乱暴な停まり方になる...

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