JR東日本が2023年3月18日のダイヤ改正で、在来線の平日運行本数を1日当たり124本減らすことになった。新幹線の運行本数は据え置く。コロナ禍で利用客が減少したのが理由。在来線切り捨ての動きだが、これには「日本鉄道の歴史」が関係している。
新幹線の延伸ラッシュが近い。2022年秋に西九州新幹線が部分開通し、半年後の2023年3月には北陸新幹線が敦賀駅まで延伸する。しかし、全線開通は西九州が2034年、北陸は見通しすら立っていない。なぜ、新しい新幹線の工事には時間がかかるのか?
JR東日本が2021年秋に新幹線の自動運転試験を始める。2014年に運用を始めたE7系新幹線を使い、新潟駅と新潟新幹線車両センターの約5kmで実施する予定だ。しかし、実は新幹線は1964年の東海道新幹線開業時から自動運転が可能だったという。