1996年はタイにサカタ・サイアム・シード、スペインにサカタ・シード・イベリカ、フランスにサカタ・シード・フランスを設立し、英サミュエル・イェーツ社(現・サカタ・ユーケー)を買収した。1997年に韓国の青源種苗(現・サカタ・コリア)を買収して、韓国事務所を設立。1998年に中国で坂田種苗(蘇州)有限公司を設立。1999年には南アフリカのメイフォード社(現・サカタ・シード・サザンアフリカ)を買収した。
21世紀に入っても海外展開は止まらない...
アスラポート・ダイニングは2018年8月に、ジャパン・フード&リカー・アライアンスを完全子会社化する。両社の売上高はほぼ同規模なため今年度の売上予想を単純に足すと単独の2倍近い740億円になる。一気に売上高1000億円の大台が視野に入ってきた。
経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている
メルコホールディングスはパソコン周辺機器のトップブランド、「バッファロー」を中核会社にグループを形成する。パソコンからスマホ、タブレットに市場が大きくシフトする中、経営は曲がり角に立つ。4月には製麺大手、シマダヤを完全子会社化するのだが…。
クボタが4半世紀ぶりに大規模な広告宣伝活動を展開している。久保田鉄工からクボタに社名変更した1990年以来のことだ。M&Aなどで海外事業が拡大し、売上高の7割近くにまでを海外が占めるようになったため、もう一度日本国内でのクボタの知名度を上げるのが狙いのようだ。