この厳しい環境で成長し、たわわに実る種子は世界中のあらゆる環境で通用する。特に人口増が著しい中国やインドといった新興国で野菜種子の需要が拡大している。中国では食の洋風化に伴い、ブロッコリーやカリフラワーなどの人気が高まっているという。
2018年4月にはベトナム・ハノイ市にアジアでは5番目の現地法人「サカタベトナム」(仮称)を設立する。経済成長で中間層が増えて現地では珍しかった野菜の消費が拡大し、種子需要も拡大していることから代理店販売から直接販売に切り替える...
アスラポート・ダイニングは2018年8月に、ジャパン・フード&リカー・アライアンスを完全子会社化する。両社の売上高はほぼ同規模なため今年度の売上予想を単純に足すと単独の2倍近い740億円になる。一気に売上高1000億円の大台が視野に入ってきた。
経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている
メルコホールディングスはパソコン周辺機器のトップブランド、「バッファロー」を中核会社にグループを形成する。パソコンからスマホ、タブレットに市場が大きくシフトする中、経営は曲がり角に立つ。4月には製麺大手、シマダヤを完全子会社化するのだが…。
クボタが4半世紀ぶりに大規模な広告宣伝活動を展開している。久保田鉄工からクボタに社名変更した1990年以来のことだ。M&Aなどで海外事業が拡大し、売上高の7割近くにまでを海外が占めるようになったため、もう一度日本国内でのクボタの知名度を上げるのが狙いのようだ。