2014年に「つくし」の愛称で知られる「QSAT-EOS」の打ち上げに成功。微小デブリ観測や三次元地磁気観測による高精度宇宙天気予報、データ通信用電波を用いた局地的な集中豪雨や積乱雲の成長などのリアルタイム観測といった運用を始める。
2017年にはSeries A投資ラウンドで九州最大規模となる総額23億5000万円を調達した。この資金を元に、2019年には小型SAR衛星の第1号機となる「イザナギ」の打ち上げ成功...
「第20回キャンパスベンチャーグランプリ東京」の最終審査発表会が1日、東京都内であった。同大会は関東甲信越・静岡地域の大学院・大学・高等専門学校の学生がビジネスプランを競う地方大会。上位2チームが来年2月の全国大会に出場し、日本一を目指す。
フレンドマイクローブは、名古屋大学発のバイオベンチャー。蟹江純一社長が学生時代に取り組んだ微生物の研究をベースに社会課題解決に取り組むことを目指して、2017年に設立された。「微生物を友達に」して社会課題の解決に貢献するのがビジョンだ。
イムノセンスは大阪大学発の医療検査ベンチャー。「GLEIA法」と呼ばれる免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用。診療所や在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場でのリアルタイム検査用免疫センサーの開発に取り組んでいる。
ElevationSpaceは東北大学発の宇宙開発ベンチャー。同大院工学研究科航空宇宙工学専攻の桒原聡文准教授らの研究成果を実用化するため立ち上げた。「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」のが同社のミッション(使命)だ。