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大学発ベンチャーの「起源」(69) アイ・ブレインサイエンス

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認知症の早期発見につながる、受検者の負担が少ない検査方法を開発(写真はイメージ)

アイ・ブレインサイエンス(大阪府吹田市)は大阪大学発の医療検査ベンチャー。同大学の武田朱公准教授らによる「視線検出技術を利用した簡易認知機能スクリーニングシステムの開発による社会システムの負荷軽減」が2018年度の科学技術振興機構(JST)大学発新産業創出プログラム(START)に採択されたのを受け、その成果を社会実装するため2019年11月に起業した。

認知症の早期発見を阻む「複雑な対面検査」

同社が研究に取り組んでいるのは、認知症診断システム...

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