アイ・ブレインサイエンス(大阪府吹田市)は大阪大学発の医療検査ベンチャー。同大学の武田朱公准教授らによる「視線検出技術を利用した簡易認知機能スクリーニングシステムの開発による社会システムの負荷軽減」が2018年度の科学技術振興機構(JST)大学発新産業創出プログラム(START)に採択されたのを受け、その成果を社会実装するため2019年11月に起業した。
同社が研究に取り組んでいるのは、認知症診断システム...
LQUOMは横浜国立大学発の量子通信ベンチャー。堀切智之横浜国大准教授の研究室が手がけた光および物質量子系の基礎研究と「JST(国立研究開発法人科学技術振興機構) START事業」の成果をシーズ技術として2020年1月にスピンオフ起業した。
Smart119は千葉大学発の医療機器およびシステム開発ベンチャー。緊急医療の現役医師である同大学大学院医学研究院の中田孝明講師(当時)が2018年5月に設立した。緊急医療現場で起こっている様々な課題をICTを利用して解決することを目指す。
京都フュージョニアリング(京都府宇治市)は2019年10月に創業した京大発の新エネルギーベンチャー。「究極のエネルギー」とされる核融合発電の実現に向け、研究開発を進めている。核融合で出る中性子からエネルギーを回収するブランケットを開発中だ。