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アンモニアの「地産地消」で食糧・エネルギー問題を解決 つばめBHB<東工大>-大学発ベンチャーの「起源」(90)

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つばめBHB(東京都中央区)は、東京工業大学発の化学素材製造ベンチャー。同大国際先駆研究機構 元素戦略MDX研究センターの細野秀雄栄誉教授が開発したエレクトライド技術を商業化するために、2017年に教授陣と民間企業、投資ファンドの出資を受けて2017年4月に設立した。

エレクトライド技術でアンモニアを効率的に生産

エレクトライドとは電子化物とも呼ばれ、電子が陰イオンとして働く化合物の総称だ。例えば絶縁体となっている物質の酸素イオンを電子に置き換えると、電気を流しやすくなると同時に電子を外部に与えやすいという性質がある...

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